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社長の対談 〜大屋 登史子〜
2006/05/15 16:13:25
 

よみうり情報・住吉1996年7月号より

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★ゲスト 氏田 耕吉 <ウジタオートサロン代表取締役> 

★ホステス 大屋 登史子さん<医療法人健友会帝塚山病院副理事長>

大屋 登史子さん
今年の「帝塚山まつり」は“もっと自然に、原点に返って”


今年もあの楽しい「帝塚山まつり」が8月24日、25日に開催されます。しかも今年は10年目。どんな企画が用意されているか待遠しい気持ちです。「帝塚山まつり」を提唱され10年にわたってリードされてきた氏田さんに、10年をふり返り、今後の展望をお話しいただきました。
http://www.tezukayama-hp.or.jp/

No2  

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おばあちゃんの心を今に生かして

大屋 帝塚山の街づくりを提案されてから何年になりますか。

氏田 昭和五十八年にはじめましたからちょうど十三年になります。私が生まれたのは住吉区帝塚山で、ショールームがあるのは阿倍野区帝塚山なので、両方の町に町内会とか子供会というようなものがありませんのでお互いに横のつながりをつけて楽しい街づくりをしてみてはどうかということで「帝塚山街づくり交流会」(TMK)を友人たちと一緒に提唱したのです。

六十年には阿倍野神社に氏子青年会ができて夏祭りをしたい、子どもにみこしをかつがせたい、だんじりを引かせたいという話がここではじまって、後にすべて実現するのです。六十一年年末から『走れぼくらのチンチン電車』というのをやりました。南海上町線のチンチン電車はボディいっぱいに絵が描いてあって面白いのですが企業の宣伝ばかりですから、子どもの絵を募集して、それをボディに描いたチンチン電車を走らせてみようと考えての企画でした。

応募が五千八百通も集って大成功でした。六十二年八月には『帝塚山まつり』の前身である「おおきに祭り」十一月には『帝塚山音楽祭』六十三年にはゴルフの『帝塚山カップ』が地域のいろいろな人達の努力ではじまりました。

大屋 私も時には参加させていただいてきたのですが『帝塚山街づくり交流会』(TMK)のおかげで帝塚山という街、そして人のつながりがずいぶん変ったと思いますね。

No3  

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苦労は、知る人ぞ知るでいい今を精一杯生きて明るい未来を

大屋 氏田さんが帝塚山でお店をやられて何年になりますか。

氏田 父が昭和二十一年にはじめましたから工場そのものは五十年近くなりますし、その父が亡くなって私が受け経いだのが昭和四十四年私の十八歳の時ですから私の代で二十七年間やっていることになります。

大屋 十八歳でお父さんが亡くなられて…ということはずいぶん苦労されたのでは…。

氏田 最近自分の苦労話というのはあまりしない方がいいのではないかと思うようになってきました。きっともっともっと苦労された方がおみえでしょう。それにそんなことは自分の心の受け止め方だと感じてます。

大屋 いい意味での自信が生まれたからでしょうね。

氏田 昔は車がよくエンコしまして、それをオヤジがパパーッと直して動くようにしてお客さんはすごく喜んでくれまして、

そのたびに父は私に「人にできない事を自分ができる、相手がすごく喜ぶ、おまけにお金までくれる」と耳にタコができるほどいうのです。私も人を喜ばせて商売になるのならいいなあと感じていまして、そういうことをPHPという雑誌に「人様に喜ばれる仕事をする」というタイトルで投書して掲載されたこともありましたが、読む人や聞く人にとっては、うさん臭い話だととられるかも知れませんよね。『人生万事塞翁が馬』で、自分で苦労してこうなった、ああなったと思っていますが実は大きな運命の中で自分のできることなんてほんのわずかだと思います。過去をふり返って苦労したとかどうとか考えるのでなく、現在の自分は過去の積み重ねの結果ですし、逆に現在何をしているかで自分の未来も決まるのですから自分に与えられた環境や条件の中で精一杯努力してそれを苦労だなんて思わないようにすることが大切だと思いますね。

大屋 今年の「帝塚山まつり」はそういう氏田さんの心境の変化を反映して、先程言われたように“もっと自然に、原点に返って”というように行なわれるわけですね。私もフッと思いついたのですが“掃除をしながら宝さがし”なんていう企画はどうでしょうね。

氏田 面白いですね。今年の開催は八月二十四日、二十五日です。いろいろ知恵を絞ってやりますのでみなさんぜひ御参加下さい。

大屋 力を合わせて楽しいまつりにしたいですね。
ありがとうございました。
「帝塚山まつり」の氏田

 

 

よみうり情報・住吉1996年7月号より

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